治安の良し悪しの判断基準とは
新しく引っ越しをする際や、家を購入するときなどに周りの治安というのは気になるものです。
ただ、賃貸サイトや不動産サイトを見ても、治安は悪くないという言葉ばかりで、何を基準にしたら良いのかわかりません。
そこで、治安の良し悪しを図るために判断基準を知りたいという方も多いかと思います。
そんな方の為に、引越し先、購入先の治安を知るための判断基準についてまとめてみました。
治安の判断基準とは
各都道府県の犯罪情報マップを見る
各警察署のホームページを見ると、犯罪情報マップが掲載されています。
この犯罪情報マップというのは、地域ごとの犯罪情報が載っており、
- 路上強盗
- ひったくり
- 自動車盗
- 車上狙い
- 子どもを狙った不審者情報
などの種類で検索することが出来ます。
また、時間帯や日付によっても絞ることが出来るため、最近の治安について知ることが出来ます。
現地で治安を見る
引越し先へ赴くことが出来る場合には、現地で調べることが出来るポイントがあります。
まず一つ目は、人通りが極端に少ない場合や薄暗い道がある場合は、注意すべきかもしれません。
地方であれば仕方がないのですが、都内で人通りが少ない場合や薄暗い場合には注意が必要です。
2つ目のポイントとしては、路上に事件や犯罪などの注意喚起をする看板が無いかを見ましょう。
空き巣多発とか、ひったくり発生などと記載がある場合には、治安の悪いと考えて良いでしょう。
3つ目のポイントとしては、引越し先の共有部分の清掃や管理が行き届いているかを見ましょう。
例えば、玄関の前にタバコの吸殻が落ちている場合には、マナーの悪い住居者がいることになります。
また、ゴミなどが散らかっている場合には、放火などの発生要因ともなりえます。
昼の顔と夜の顔を見る
上記同様、引越し先へ行くことが出来る場合には、昼と夜の両方でチェックを行いましょう。
昼間は人通りが多く、良い街だと思っていても、夜になると酔っぱらいが多く、いきなり治安が悪くなることも考えられます。
コンビニのトイレで見る
少し前に話題になった治安のチェック方法なのですが、その地域のコンビニのトイレを3店舗ほどチェックします。
コンビニのトイレを使用する場合、次のケースがあります。
- 「使用しないでください」
- 「お声掛けください」
- 「自由に使っていい」
この張り紙が、その地域の治安を知る判断基準となります。
- 「使用しないでください」
- 以前、何かトラブルがあった可能性があるため、治安が良くない可能性がある。
- 「お声掛けください」
- 以前、何かトラブルがあった可能性があるが、上記より治安が悪くない。
- 「自由に使っていい」
- トイレを汚したり問題が起こったことが少ないため、比較的治安が良い。
と解釈することが出来ます。
そのため、治安を知るにはコンビニのトイレをチェックしましょう。
実際に住んでいる方の声を聞く
引越し先に知り合いの方が居ないという場合が多いかとは思うのですが、やはり、現地のことは現地の方に聞くのが一番です。
当サイトでは、各市区町村毎に住んでいる方の声をまとめています。
引越し先や移住先の市区町村名をクリックし、実際に住んでいる方の声を見てみてください。
何か参考になることがあるかもしれません。
治安マップでは
治安マップでは、各市区町村毎の事件や事故情報をまとめました。
近くに引っ越すならそれほど気にしませんが、上京や見知らぬ街へ引っ越すときに、引越し先、転居先の治安は気になりますよね?そんな治安を調べる際にご利用下さい。
治安とは
治安(ちあん、英: public safety, public peace, public order)とは、警察・軍隊などの強制力によって反乱や暴動などの社会的混乱を鎮圧し、さらには殺人、強盗、放火などの犯罪を取締ることによって国家の安寧秩序が保たれていること。
これを保持することを治安維持と言います。そのため、国家は治安維持のために法律を定めて司法機関・警察を組織しています。
治安維持は自由主義国家(小さな政府)においても安全保障と並んで国家の最低限の仕事としての一つと考えられていて、安定した国民生活の前提的な基盤です。